この記事内の「積みゲー」とはプレイせずに文字通り山のように積み上げてしまっているゲームのことを指します。
ゲーマーなら一度は悩みのタネになったことがあるのではないでしょうか?
PVや事前情報のワクワク感に煽られて購入したものの、そこがピークであり未プレイのゲームの山がまた高くなる…
僕自身も購入した作品はそれほどですが、フリープレイ作品を含めると10本以上積んでしまっている状態です。
身近で根深い問題ですが、原因と崩し方について考えて行きたいと思います。
目次
買うという行為自体に快感を覚えている
ゲームに限りませんが買い物をするという行為はストレスの発散になります。
皆さんも大きな買い物や無駄遣いをした際に、どこか胸がスッとした思いをした経験をしたことがあるのではないでしょうか?
この場合「買うこと」が目的であり、ゲームで遊ぶことは目的ではないので積んでしまうのはむしろ自然だと言えるでしょう。
ゲームをコレクションするのが趣味だという方は良いのですが、プレイ前提でたくさん買い込んでしまうのはお財布にも優しくないですよね。
何か買い物をする際は1週間くらいあけてまだ欲しいと思うか?といったルールを設けましょう。
衝動的な買い物グセをなくすことで、積みゲー問題も解決するでしょう。
DL販売、期間限定セールの罠
「限定」「セール」魅力的な言葉ですよね。
近年のDL販売市場の伸びによって、自宅にいながら簡単にゲームを購入することが出来るようになりました。
お店まで行かなくてもやりたいゲームをすぐに購入しプレイ出来るというのは非常に魅力的なのですが、その手軽さと頻繁に開催されるセールが積みゲーを加速させていると思います。
PSストアのセールは特に名作と評価されているものを厳選しているので、「あの作品がこの価格!…とりあえず買っておこう。」となりがちなんですよね。
そして値段を見て買ったゲームなのでプレイへのモチベーションが上がらないまま積んでしまいがちです。
今はYouTube等動画サイトでPVやプレイ動画を手軽に見ることが出来るので、ネームバリューや価格だけではなく、本当にプレイしてみたいか?という視点で購入を検討すると良いでしょう。
オープンワールドゲーム乱立問題
オープンワールドブームと言えるぐらい多くのゲームがオープンワールド化してますよね。
オープンワールドゲームは広大な世界を思うがままに、制限なく冒険できるという魅力を秘めていることは紛れも無い事実ですが、プレイ時間が膨大になりがちなんですよね。
そもそもファストトラベルがしっかりしているゲームなら良いですが、そうでない場合は移動に時間が取られまくる時点で冗長に感じ、ダレてしまいがちです。
環境にもよりますが、ゲームの性質上ロード時間が長いのも快適なプレイを阻害します。
オープンワールドゲーを2〜3本積んでしまうと、見た目より崩すのが非常に困難な山になってしまいます。
少しプレイして合わないなと感じたら思い切って一旦ヤメて、違うゲームに移る決断も必要になるでしょう。
他の積みゲーを遊び終えて一周回った後だと評価が変わるかもしれませんよ。
忙しくてまとまった時間が取れない
学生、社会人問わず忙しい日常生活の中でまとまった時間を確保出来ず、中々腰を据えてゲームをプレイ出来ないということもあるでしょう。
スキマ時間でサクッとプレイ出来るスマホゲームがここまで発達したのは現代人の生活リズムにフィットしたからということも理由の一つとしてあると思います。
対策としては毎日決まった時間に少しずつプレイする習慣をつけることです。
まるでノルマのようですが、個人的には習慣化してしまうことで最も楽に物事を続けられると思っています。
習慣化するとご飯やお風呂や歯磨きの時間と同じように「ゲームのための時間」というものを意識せずとも作ることが出来るようになります。
なんとなくゴロゴロしている時間を有効活用しましょう。
そんな時間1分もねぇよ!というくらい忙しい方はお体を大切にしてくださいね…
始めるまで面倒に感じる
始めると楽しくなってきて熱中出来るのですが、第1歩を踏み出すのがめんどくさい。ゲームに限らずあるあるだと思います。
久しぶりに会う友達や飲み会なんかも同じように感じませんか?行くまでの心理的ハードルは高いけれど、行ってみるとすごく楽しかった。よくあることだと思います。
こういう場合はシンプルに最初の1歩を踏み出すために、ちょっとだけ頑張ってプレイすることです。
10分だけとか1ステージだけやってみると、知らず知らずのうちに予定よりプレイ出来ているものですよ。
エンジンのかかり始めが悪くなっているだけなので、一度火がつくとプレイが捗ると思います。
さぁ今すぐ電源ボタンを押しましょう!
やりこみすぎてしまう
1つのゲームにどハマりしてやりこみすぎてしまう。
ゲーマーとしては素晴らしいことですし、1つのゲームあたりのコストパフォーマンスもどんどん上がるので良いことです。
僕もモンハンP2Gなんかは自分でも気持ち悪いくらいのプレイ時間になっていた思い出があります。
しかし積みゲーがある場合は、一つ一つ丁寧にやり込むと崩すのに手間取りますよね。
シナリオクリアまで等の基準を決めて、積みゲー崩しを進めるのがオススメです。
ちなみに僕はやり込みたいゲームでもプラチナトロフィー獲得をひとつの基準にして違うゲームに移るようにしています。
実況プレイ動画で全編見てしまう
昨今は最新作ゲームでも実況プレイ動画がすぐに動画サイトにアップロードされますよね。
どんなゲームなのかお試しで見てみたり、既プレイのゲームを他の人はどんな風に遊んでいるか楽しむ分には面白いコンテンツです。
ただし購入したゲームの実況動画をプレイ前に全編見るのはオススメしません。特にシナリオに重点を置いたゲームです。
ゲーム実況動画は擬似的に実況者と一緒にプレイしている状態です。
友達のプレイを隣で見ている感覚という表現の方が伝わりやすいでしょうか。
全編見てしまうと自分でクリアしたのとほぼ同じプレイ体験を得ているので、下手をするとプレイしないまま積んで、自分の中ではクリア済みリスト入りする可能性があります。
プレイ前、プレイ中のゲームの動画は難所の攻略、解説やスーパープレイなどのモチベーションを上げる動画の視聴に留めるようにしましょう。
まとめ 積みゲーは罪ゲーではない
色々と積みゲー解決手段を自分なりにまとめてみましたが、積みゲーは罪ゲーではないということも事実です。
ご家族に怒られたりしているなら話は別ですが…笑
自分のペースで崩していけば良いですし、何ならプレイしないのも個人の自由です。
しかし、せっかく手に入れたゲームなら遊んでみるのもゲーマーとして大切なことではないかと思うのです。
ゲームに限らず娯楽が飽和している今の世の中で、1つのコンテンツをしっかり楽しむということは結構大切なことだと思います。
心にゆとりを持ってゲームライフを楽しんでいきましょう!